NANA 19巻 レイラ「夢だけじゃ生きられない 会えないと寂しくて死んじゃう!」

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    レイラ「夢だけじゃ生きられない 会えないと寂しくて死んじゃう!」

    ホテルを訪ねてきたタクミに、シンが大人になるまで待て、と言われた時のレイラのセリフ。
    レイラはシンと仕事のために別れたからで、嫌いになったわけじゃない。

    でも、15巻で「僕の事なんかもう忘れなよ!」
    16巻で「勝手な女だな」とシンに拒絶されてしまう。

    17巻でレイラは「自分勝手にシンちゃんを傷つけてしまった事が
    辛いだけなの」

    シンとはもう会わないと決めて、タクミにバレンタインチョコで告白したけど
    シンを待てと言われた上、「結局おれは何をやっても・・・お前の幸せを奪う役目かよ」

    タクミを傷つけてしまった。
    もう、タクミを傷つけたくない。シンに会いたいとメールを送る。

    「やっぱりシンちゃんは・・・・・・あたしとはもう会いたくないって言ったんだね」
    シンにもタクミにも拒否されて、追い詰められて限界になる。

    ただ、レイラは「シンに会えないと寂しくて死んじゃう!」ではなく
    一人は寂しい、愛する人にそばにいて欲しいと言っているのです。

    タクミは「おれが死なせねえよ」
    寂しいなら愛人にして寂しい思いはさせない。だからレイラを抱いた。

    20巻でレンに「仕事じゃなくてほんとはレイラの所に行くんだろ?」
    タクミが会いに行こうとするのは、寂しい思いをさせないため。

    しかし「仕事の内だよ」と言ってるように、タクミに愛はないんです。
    それでレイラは「強姦罪で訴えてやるー!」とキレた。

    レイラを女として見たくないタクミが、レイラを抱いたのは
    タクミも追い詰められたから。

    「おれだってもう余裕ねえよ おれじゃないとダメなのー?」
    にそれが表れています。

    20巻、詩音の「人を追い詰める事は すなわち自分を追い詰める事だから
    タクミはいつかきっと戦死する」

    9巻でレイラは「あたしは歌っていないと価値がないのに」
    13巻でタクミはシンに「愛があるなら出直してくれ」と忠告する。

    レイラは歌わないとタクミに必要とされない、トラネスを守らなければ
    タクミの傍にいられない。

    そして、サーチの記事の一件で責任を痛感したことで仕事のためにと
    追い詰められて、シンとの別れを選ぶ。

    18巻でタクミは「おまえを追い詰めたのも シンを追い詰めたのもおれだ」
    幸せを奪うためにトラネスを作ったわけではない、と言っています。

    でもレイラは、トラネスのために大事なものを手放してきた。
    19巻で「もう強がりも疲れた」と追い詰められていく。

    シンにレイラのことを頼むも「出直せって言ったのはタクミさんだよ?」
    と断られてしまい、レイラはトラネスを辞める決意を固めて

    「トラネスは終わりだ」という結果に至る。
    レイラとシンを追い詰めたことで、タクミ自身が追い詰められてしまった。

    20巻のナナのモノローグで「愛より夢を選んで来たあたし達が 愛の為に出来る事」
    夢を大切にするあまり、愛を犠牲にしてきたとナナは言っています。

    「夢だけじゃ生きられない 愛する人がいないと寂しくて死んじゃう」
    これが、夢を叶え、そのために愛を犠牲にしてきたレイラが出した結論。

    ナナは18巻で「だけど寂しくはなかった 夢を抱いて眠れたから」
    21巻で「別にハチが会いに来てくれなくても たとえレンと別れる事になっても

    大丈夫 あたしには歌がある」
    ナナは夢だけで生きていけると思っている。

    けれど、ナナもいつかはレイラと同じ所に辿り着くでしょう。

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