ハチ「こら皐!靴!!」

皐が電話にでるために、靴のまま上がってしまった時のハチのセリフ。
このブーツ、ナナとレンが履いているものと同じなんです。
これはナナとレン、皐の関係を匂わせています。


上の場面ではアングルが前後していますが、同じブーツで走る格好も同じ。
皐の背後には、ハチと電話の向こうにタクミ、
レンの後ろには木下と、スタジオに向かったタクミがいます。
皐とレンを重ねて、現在と未来が再現されているのですが、


ナナと皐のチョコを見た時の表情も同様です。
下の場面、本とDVDの違いはありますが途中で眠くなる、寝顔が良く似ていて



ナナと皐を重ねているのは、皐がナナとレンの子であるという
繋がりが表されているのではないでしょうか。


上のナナとハチ、皐とハチのやりとりも同じです。
なぜ19巻でこのような描写がされたのか?
皐の初登場は12巻、19巻は7巻目に当たるからでしょう。
「NANA」では「7」にまつわる数字が多用されています。
15巻のラストでタクミが帰宅していて、皐に服を買ってきたシーンがありますが
16巻冒頭で11月5日のガイ・フォークス・ナイトの祭りが行われています。
タクミが帰ってきたのはその数日前か当日で、服は皐の誕生日プレゼントではないか?
と思われます。
ハチが予定日の4月に蓮を出産していれば、その7ヵ月後の11月にナナが皐を出産。
18巻でレンがイギリスから帰国したのは2月1日なので、有り得ることです。
ナナは過呼吸のこともあって、レンがいない間
ピルをやめていたことも考えられます。
20巻でナナは「飲み忘れていたピルを一緒に流し込んだせいかな
必要もないのに」
これはナナがレンに会えない寂しさと、
妊娠していてもうピルを飲む必要はない、二つの意味に取ることもできます。
皐はシンが好きだと告白していますが、11月1日が皐の誕生日で、
シンとレイラのように運命の赤い糸を感じているのかも知れません。


上の場面でも、布団を掛けているハチの表情が同じで、ナナと皐が
重ねて描かれています。

上のイラストは21巻の裏表紙で、皐がライダースジャケットを着ていますが
12巻で「トラネスのレンと言えば やっぱり黒のライダースで 決まりでしょ!」
ブーツと同じくレンとの関係が示唆されています。
皐がブーツのまま、部屋に上がってしまったのも
ナナが土足での生活を好むこととの繋がりを持たせてあります。
レンは「そーゆー難しい事はハゲに聞け」と、何度か口にしています。
12巻で皐はヤスにチョウチョのことを、21巻ではシンが来ないことや
タクミが帰って来ない理由を質問責めにしている所を見ると、
皐はレンに似ているということです。
では、なぜ皐はハチとタクミの子ではないのか?
蓮と皐は、年齢が離れているようには見えず、
同じ年か一歳違い位にしか見えません。
双子であるなら、医師が必ず告げるのでまずありません。
それでは年子の可能性ですが、その頃タクミはイギリスで
新しい仕事と、レイラを支えることに手一杯のはずです。
9巻で川野は「両手いっぱい塞がってると 肝心な時に身動きが取れなくなるぞ」
まさにタクミの置かれている状況そのものです。
ハチは日本でナナを待っていて、異国の地で妻の支えもない。
そんな時にレンが考えた「皐」と名づけるために子作り、も考えにくい。
家庭を放り出した夫婦が、子供をもう一人とはないでしょう。
ナナはマスコミの目を逃れるために、おそらくハチと一緒に東京を離れて
皐を出産し子供を置いて失踪したナナの代わりに、一ノ瀬家の養子に迎えてハチが育てた。
もしかしたら、ナナはノブの旅館に隠れていてそこで出産した。
「皐の間」は、皐が産まれた部屋ではと思われるのですが、果たして?
18巻でハチは「皐は年末からおじいちゃんとおばあちゃんとこに行ってるから」
ハチはいつも「実家」と言うのですが、この時は言い方が違うのです。
皐はハチの実家ではなく、ナナの母がいる上原家に行っているのではないでしょうか。
一ノ瀬家には、おばあちゃんはいません。
もう一つ、蓮は冬休みにイギリスへ行っているのに皐は行っていない。
子供の皐を一人で帰すことは有り得ないので、行ってません。
これは、ナナとレンの子である皐をレイラに会わせないためでしょう。
レンの死で罪悪感に苦しむレイラに会わせれば、さらに追い詰めることになります。
素性を隠したとしても、いずれはどこかでバレることもあるからです。
淳子が「サツキは奈々と同じ面食いのDNAを受け継いでるんだよ」
ハチの反応ですが、皐は産まれた時から育ててきたハチにとって
血の繋がった我が子のような存在。
思い込みの激しいハチは忘れることもあるのでしょう・・・。
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皐が電話にでるために、靴のまま上がってしまった時のハチのセリフ。
このブーツ、ナナとレンが履いているものと同じなんです。
これはナナとレン、皐の関係を匂わせています。


上の場面ではアングルが前後していますが、同じブーツで走る格好も同じ。
皐の背後には、ハチと電話の向こうにタクミ、
レンの後ろには木下と、スタジオに向かったタクミがいます。
皐とレンを重ねて、現在と未来が再現されているのですが、


ナナと皐のチョコを見た時の表情も同様です。
下の場面、本とDVDの違いはありますが途中で眠くなる、寝顔が良く似ていて



ナナと皐を重ねているのは、皐がナナとレンの子であるという
繋がりが表されているのではないでしょうか。


上のナナとハチ、皐とハチのやりとりも同じです。
なぜ19巻でこのような描写がされたのか?
皐の初登場は12巻、19巻は7巻目に当たるからでしょう。
「NANA」では「7」にまつわる数字が多用されています。
15巻のラストでタクミが帰宅していて、皐に服を買ってきたシーンがありますが
16巻冒頭で11月5日のガイ・フォークス・ナイトの祭りが行われています。
タクミが帰ってきたのはその数日前か当日で、服は皐の誕生日プレゼントではないか?
と思われます。
ハチが予定日の4月に蓮を出産していれば、その7ヵ月後の11月にナナが皐を出産。
18巻でレンがイギリスから帰国したのは2月1日なので、有り得ることです。
ナナは過呼吸のこともあって、レンがいない間
ピルをやめていたことも考えられます。
20巻でナナは「飲み忘れていたピルを一緒に流し込んだせいかな
必要もないのに」
これはナナがレンに会えない寂しさと、
妊娠していてもうピルを飲む必要はない、二つの意味に取ることもできます。
皐はシンが好きだと告白していますが、11月1日が皐の誕生日で、
シンとレイラのように運命の赤い糸を感じているのかも知れません。


上の場面でも、布団を掛けているハチの表情が同じで、ナナと皐が
重ねて描かれています。

上のイラストは21巻の裏表紙で、皐がライダースジャケットを着ていますが
12巻で「トラネスのレンと言えば やっぱり黒のライダースで 決まりでしょ!」
ブーツと同じくレンとの関係が示唆されています。
皐がブーツのまま、部屋に上がってしまったのも
ナナが土足での生活を好むこととの繋がりを持たせてあります。
レンは「そーゆー難しい事はハゲに聞け」と、何度か口にしています。
12巻で皐はヤスにチョウチョのことを、21巻ではシンが来ないことや
タクミが帰って来ない理由を質問責めにしている所を見ると、
皐はレンに似ているということです。
では、なぜ皐はハチとタクミの子ではないのか?
蓮と皐は、年齢が離れているようには見えず、
同じ年か一歳違い位にしか見えません。
双子であるなら、医師が必ず告げるのでまずありません。
それでは年子の可能性ですが、その頃タクミはイギリスで
新しい仕事と、レイラを支えることに手一杯のはずです。
9巻で川野は「両手いっぱい塞がってると 肝心な時に身動きが取れなくなるぞ」
まさにタクミの置かれている状況そのものです。
ハチは日本でナナを待っていて、異国の地で妻の支えもない。
そんな時にレンが考えた「皐」と名づけるために子作り、も考えにくい。
家庭を放り出した夫婦が、子供をもう一人とはないでしょう。
ナナはマスコミの目を逃れるために、おそらくハチと一緒に東京を離れて
皐を出産し子供を置いて失踪したナナの代わりに、一ノ瀬家の養子に迎えてハチが育てた。
もしかしたら、ナナはノブの旅館に隠れていてそこで出産した。
「皐の間」は、皐が産まれた部屋ではと思われるのですが、果たして?
18巻でハチは「皐は年末からおじいちゃんとおばあちゃんとこに行ってるから」
ハチはいつも「実家」と言うのですが、この時は言い方が違うのです。
皐はハチの実家ではなく、ナナの母がいる上原家に行っているのではないでしょうか。
一ノ瀬家には、おばあちゃんはいません。
もう一つ、蓮は冬休みにイギリスへ行っているのに皐は行っていない。
子供の皐を一人で帰すことは有り得ないので、行ってません。
これは、ナナとレンの子である皐をレイラに会わせないためでしょう。
レンの死で罪悪感に苦しむレイラに会わせれば、さらに追い詰めることになります。
素性を隠したとしても、いずれはどこかでバレることもあるからです。
淳子が「サツキは奈々と同じ面食いのDNAを受け継いでるんだよ」
ハチの反応ですが、皐は産まれた時から育ててきたハチにとって
血の繋がった我が子のような存在。
思い込みの激しいハチは忘れることもあるのでしょう・・・。
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レイラ「夢だけじゃ生きられない 会えないと寂しくて死んじゃう!」
ホテルを訪ねてきたタクミに、シンが大人になるまで待て、と言われた時のレイラのセリフ。
レイラはシンと仕事のために別れたからで、嫌いになったわけじゃない。
でも、15巻で「僕の事なんかもう忘れなよ!」
16巻で「勝手な女だな」とシンに拒絶されてしまう。
17巻でレイラは「自分勝手にシンちゃんを傷つけてしまった事が
辛いだけなの」
シンとはもう会わないと決めて、タクミにバレンタインチョコで告白したけど
シンを待てと言われた上、「結局おれは何をやっても・・・お前の幸せを奪う役目かよ」
タクミを傷つけてしまった。
もう、タクミを傷つけたくない。シンに会いたいとメールを送る。
「やっぱりシンちゃんは・・・・・・あたしとはもう会いたくないって言ったんだね」
シンにもタクミにも拒否されて、追い詰められて限界になる。
ただ、レイラは「シンに会えないと寂しくて死んじゃう!」ではなく
一人は寂しい、愛する人にそばにいて欲しいと言っているのです。
タクミは「おれが死なせねえよ」
寂しいなら愛人にして寂しい思いはさせない。だからレイラを抱いた。
20巻でレンに「仕事じゃなくてほんとはレイラの所に行くんだろ?」
タクミが会いに行こうとするのは、寂しい思いをさせないため。
しかし「仕事の内だよ」と言ってるように、タクミに愛はないんです。
それでレイラは「強姦罪で訴えてやるー!」とキレた。
レイラを女として見たくないタクミが、レイラを抱いたのは
タクミも追い詰められたから。
「おれだってもう余裕ねえよ おれじゃないとダメなのー?」
にそれが表れています。
20巻、詩音の「人を追い詰める事は すなわち自分を追い詰める事だから
タクミはいつかきっと戦死する」
9巻でレイラは「あたしは歌っていないと価値がないのに」
13巻でタクミはシンに「愛があるなら出直してくれ」と忠告する。
レイラは歌わないとタクミに必要とされない、トラネスを守らなければ
タクミの傍にいられない。
そして、サーチの記事の一件で責任を痛感したことで仕事のためにと
追い詰められて、シンとの別れを選ぶ。
18巻でタクミは「おまえを追い詰めたのも シンを追い詰めたのもおれだ」
幸せを奪うためにトラネスを作ったわけではない、と言っています。
でもレイラは、トラネスのために大事なものを手放してきた。
19巻で「もう強がりも疲れた」と追い詰められていく。
シンにレイラのことを頼むも「出直せって言ったのはタクミさんだよ?」
と断られてしまい、レイラはトラネスを辞める決意を固めて
「トラネスは終わりだ」という結果に至る。
レイラとシンを追い詰めたことで、タクミ自身が追い詰められてしまった。
20巻のナナのモノローグで「愛より夢を選んで来たあたし達が 愛の為に出来る事」
夢を大切にするあまり、愛を犠牲にしてきたとナナは言っています。
「夢だけじゃ生きられない 愛する人がいないと寂しくて死んじゃう」
これが、夢を叶え、そのために愛を犠牲にしてきたレイラが出した結論。
ナナは18巻で「だけど寂しくはなかった 夢を抱いて眠れたから」
21巻で「別にハチが会いに来てくれなくても たとえレンと別れる事になっても
大丈夫 あたしには歌がある」
ナナは夢だけで生きていけると思っている。
けれど、ナナもいつかはレイラと同じ所に辿り着くでしょう。
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映画「NANA」にも登場したいちごのグラス♪鮮明ないちごの柄がキュートでとてもかわいらしく、...
ホテルを訪ねてきたタクミに、シンが大人になるまで待て、と言われた時のレイラのセリフ。
レイラはシンと仕事のために別れたからで、嫌いになったわけじゃない。
でも、15巻で「僕の事なんかもう忘れなよ!」
16巻で「勝手な女だな」とシンに拒絶されてしまう。
17巻でレイラは「自分勝手にシンちゃんを傷つけてしまった事が
辛いだけなの」
シンとはもう会わないと決めて、タクミにバレンタインチョコで告白したけど
シンを待てと言われた上、「結局おれは何をやっても・・・お前の幸せを奪う役目かよ」
タクミを傷つけてしまった。
もう、タクミを傷つけたくない。シンに会いたいとメールを送る。
「やっぱりシンちゃんは・・・・・・あたしとはもう会いたくないって言ったんだね」
シンにもタクミにも拒否されて、追い詰められて限界になる。
ただ、レイラは「シンに会えないと寂しくて死んじゃう!」ではなく
一人は寂しい、愛する人にそばにいて欲しいと言っているのです。
タクミは「おれが死なせねえよ」
寂しいなら愛人にして寂しい思いはさせない。だからレイラを抱いた。
20巻でレンに「仕事じゃなくてほんとはレイラの所に行くんだろ?」
タクミが会いに行こうとするのは、寂しい思いをさせないため。
しかし「仕事の内だよ」と言ってるように、タクミに愛はないんです。
それでレイラは「強姦罪で訴えてやるー!」とキレた。
レイラを女として見たくないタクミが、レイラを抱いたのは
タクミも追い詰められたから。
「おれだってもう余裕ねえよ おれじゃないとダメなのー?」
にそれが表れています。
20巻、詩音の「人を追い詰める事は すなわち自分を追い詰める事だから
タクミはいつかきっと戦死する」
9巻でレイラは「あたしは歌っていないと価値がないのに」
13巻でタクミはシンに「愛があるなら出直してくれ」と忠告する。
レイラは歌わないとタクミに必要とされない、トラネスを守らなければ
タクミの傍にいられない。
そして、サーチの記事の一件で責任を痛感したことで仕事のためにと
追い詰められて、シンとの別れを選ぶ。
18巻でタクミは「おまえを追い詰めたのも シンを追い詰めたのもおれだ」
幸せを奪うためにトラネスを作ったわけではない、と言っています。
でもレイラは、トラネスのために大事なものを手放してきた。
19巻で「もう強がりも疲れた」と追い詰められていく。
シンにレイラのことを頼むも「出直せって言ったのはタクミさんだよ?」
と断られてしまい、レイラはトラネスを辞める決意を固めて
「トラネスは終わりだ」という結果に至る。
レイラとシンを追い詰めたことで、タクミ自身が追い詰められてしまった。
20巻のナナのモノローグで「愛より夢を選んで来たあたし達が 愛の為に出来る事」
夢を大切にするあまり、愛を犠牲にしてきたとナナは言っています。
「夢だけじゃ生きられない 愛する人がいないと寂しくて死んじゃう」
これが、夢を叶え、そのために愛を犠牲にしてきたレイラが出した結論。
ナナは18巻で「だけど寂しくはなかった 夢を抱いて眠れたから」
21巻で「別にハチが会いに来てくれなくても たとえレンと別れる事になっても
大丈夫 あたしには歌がある」
ナナは夢だけで生きていけると思っている。
けれど、ナナもいつかはレイラと同じ所に辿り着くでしょう。
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ハチ「ぶつかると壊れてしまう程に」
ハチがナナとレンを仲直りさせようとしていた電話の後のハチのモノローグ。
これの前に「きっとナナとレンは 引かれ合う力が強すぎるだけだよ」
ナナとレンのことを言ってるのに、次の場面でモノローグが
タクミとレイラのキスシーンに被せてあります。
タクミとレイラがキスすることで、何かがぶつかって壊れた。
18巻でレイラは「タクミの幻想を今すぐぶち壊してよ」
タクミは「決して汚してはならない 眩い天使 レイラは おれの 聖域だった」
9巻で「あいつは おれにとっちゃ 妹同然なんだよ」
タクミにとってレイラは妹であり天使で聖域、これがタクミの幻想。
しかしそれは、少女の頃のレイラのこと。
18巻でタクミは「レイラは子供の頃から歌うのが好きだった おれはそれを聴くのが好きだった」
「レイラの済んだ歌声は おれを取り巻く不穏な空気を 一時でも一掃してくれた」
レイラと一緒にいた子供時代は、幸せに満ち足りていた。
傍で歌ってくれれば満たされる。
20巻で「タクミが一緒にいたいのは 少女の頃のあたしだって事も分かってる」
レイラは今の自分ではないと言っています。
レイラがヤスを恋する瞳で見ているのを
「見たくないものを見せつけられた気がして」
タクミのレイラに対する想いは、色々と複雑なものがありそうですが
その一つに大人になっていくレイラを見たくない。
19巻でタクミは、立場が似ている自分と凌子を拉致犯に例えて重ねていますが、
レイラにとってのタクミはシンにとっての凌子。
17巻で凌子は「それ以上成長しちゃダメ!かわいくなくなっちゃう!」
シンが凌子に言ったように「無理だよ 一応生き物だからね」ということなのに、
9巻では「いつの間にか可愛い妹を高い塔のてっぺんに閉じ込めちまったよ
愛してもやれねえのに」
大人になったレイラは愛せない。
だから高い塔のてっぺんに閉じ込めた。
大事にするのはあくまでも歌姫として、
それ以外は冷血漢として接するようになる。
レイラは19巻で「あれは子供のするキスとは違うよ」
タクミはキスしたことで、レイラを大人の女として意識してしまった。
仕事に行きたくないだとか、取材の後で男と話すように接しているのは
女として見たくない、幻想を壊したくないから。
14巻でハチは「でもタクミは 物事を残酷な程 ありのまま捕らえて 身も蓋もない感じ」
でもタクミは、ありのままのレイラを受け入れられない。
これはハチがありのままのタクミを受け入れていない、というオチでもあり
いつもの空回りの一人芝居でもありますが。
19巻でタクミがレイラを抱いたのはホテルのスイート。
5巻のハチのように、タクミが最初に女を誘うのはホテルのスイートルーム。
これはタクミがレイラを女として見ているという描写で
タクミの幻想は壊れてしまったということです。
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ハチがナナとレンを仲直りさせようとしていた電話の後のハチのモノローグ。
これの前に「きっとナナとレンは 引かれ合う力が強すぎるだけだよ」
ナナとレンのことを言ってるのに、次の場面でモノローグが
タクミとレイラのキスシーンに被せてあります。
タクミとレイラがキスすることで、何かがぶつかって壊れた。
18巻でレイラは「タクミの幻想を今すぐぶち壊してよ」
タクミは「決して汚してはならない 眩い天使 レイラは おれの 聖域だった」
9巻で「あいつは おれにとっちゃ 妹同然なんだよ」
タクミにとってレイラは妹であり天使で聖域、これがタクミの幻想。
しかしそれは、少女の頃のレイラのこと。
18巻でタクミは「レイラは子供の頃から歌うのが好きだった おれはそれを聴くのが好きだった」
「レイラの済んだ歌声は おれを取り巻く不穏な空気を 一時でも一掃してくれた」
レイラと一緒にいた子供時代は、幸せに満ち足りていた。
傍で歌ってくれれば満たされる。
20巻で「タクミが一緒にいたいのは 少女の頃のあたしだって事も分かってる」
レイラは今の自分ではないと言っています。
レイラがヤスを恋する瞳で見ているのを
「見たくないものを見せつけられた気がして」
タクミのレイラに対する想いは、色々と複雑なものがありそうですが
その一つに大人になっていくレイラを見たくない。
19巻でタクミは、立場が似ている自分と凌子を拉致犯に例えて重ねていますが、
レイラにとってのタクミはシンにとっての凌子。
17巻で凌子は「それ以上成長しちゃダメ!かわいくなくなっちゃう!」
シンが凌子に言ったように「無理だよ 一応生き物だからね」ということなのに、
9巻では「いつの間にか可愛い妹を高い塔のてっぺんに閉じ込めちまったよ
愛してもやれねえのに」
大人になったレイラは愛せない。
だから高い塔のてっぺんに閉じ込めた。
大事にするのはあくまでも歌姫として、
それ以外は冷血漢として接するようになる。
レイラは19巻で「あれは子供のするキスとは違うよ」
タクミはキスしたことで、レイラを大人の女として意識してしまった。
仕事に行きたくないだとか、取材の後で男と話すように接しているのは
女として見たくない、幻想を壊したくないから。
14巻でハチは「でもタクミは 物事を残酷な程 ありのまま捕らえて 身も蓋もない感じ」
でもタクミは、ありのままのレイラを受け入れられない。
これはハチがありのままのタクミを受け入れていない、というオチでもあり
いつもの空回りの一人芝居でもありますが。
19巻でタクミがレイラを抱いたのはホテルのスイート。
5巻のハチのように、タクミが最初に女を誘うのはホテルのスイートルーム。
これはタクミがレイラを女として見ているという描写で
タクミの幻想は壊れてしまったということです。
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ハチ「ほんとは今も 好きなの」
ハチが自分を拉致被害者に例えているモノローグ。
これは、レイラとシンの気持ちを代弁しているモノローグでもあります。
しかし、「子連れのバツイチでもいいかな」とも言ってます。
どっちなの?とツッコミを入れたくなりますが、
9巻でナナが「あの頃 恋に溺れてばかりいた あんたも もしかしたら あたしと同じ
満ち足りない想いに踠いていたのかな」
ハチは未来でも恋に溺れているんです。
裏を返せば、だから愛に昇華できない。
6巻「ろくでもないのは分かってるのに 断ち切れないのはなんで?」
13巻「こんな男とは とても一緒に 暮らして行けないと思った」
と、思っているのに10巻で「あたしほんとは・・・・・・タクミの事好きなの・・・」
自分から好きになる人は自己中でろくでもない男ばっかり、と言いつつも
断ち切れないのはタクミに溺れているから。
8巻でレンは「恋を知った少年なんて欲望との戦いだぞ」
6巻、ノブは「でも惚れちまったら 相手の全部を欲しくなるのが 人のサガってもんだよ」
恋と欲望はセットなんです。
5巻で人の欲望はキリがない、と言っているように
12巻では「入籍出来なくても タクミのそばにいて タクミの役に立ちたいんだもん」
ですが、14巻ではタクミに100人女がいたとしても「あたしがその中の一番であればいい
一位の座をキープしてみせる 何がなんでも」と、加速して行き
18巻のタクミが「そんなの見てりゃ分かるよ おれが気づかないとでも思った?」
で、レイラにタクミを取られまいと
19巻では「断固戦う!!」決意をし、「あたしはネクタイ姿の男の人が好きなの」
タクミに毎日、ネクタイを締めてます。
これは、ナナがかけたレンの南京錠と同じ所有欲の表れです。
6巻でタクミも「ずっと おれのものでいてよ」
所有欲を示すと同時に、恋に溺れています。
レンはタクミの事で「女がらみで めんどくさい事になるの 嫌いなはずなのに」
「相当ハチ子の事 気に入ってんじゃねえか?」
ハチと結婚を決めたのは悔やし紛れの勢い、おもちゃを取られた、隠し子はマズイ、
のもあるけれど恋してたからです。
13巻の「愛してるって言ったの」、
19巻「本気で好きなのは 奈々だけだよ」は、ハチに溺れているからです。
8巻でナナはタクミを「支配欲の強い男」と言ってますが、ハチに対しても
13巻で「部屋に入るとタクミは いきなりキレて 強引にあたしを抱いた」
9巻でも同じことをやってますが、愛があるなら相手を突き落とすようなことはしない。
ハチは支配欲を満たす対象でもあるんです。
15巻で美雨は、恋愛感情は信用出来ない、
「一時の衝動で舞い上がって 色んな事見失うじゃない?」
二人とも恋と欲に溺れて大切なものを見失ってしまった。
ただ、タクミは21巻で「お腹すいたでしょ?夕飯出来てるから」
のハチの言葉に「うるせえよ 家で飯作ってるだけの お前に何が分かるんだよ」
と、もうエサに釣られることもないようなので、恋に溺れた状態から脱出しています。
タクミは未来でネクタイ姿で登場してますが、それをハチが解けるのか、
今度こそ恋を振り切ってナナたちの所へ帰れるかが鍵でしょう。
それこそがハチの愛であり、幸せです。
↓ ナナ、ノブ、美里(舞)のピアス

ハチが自分を拉致被害者に例えているモノローグ。
これは、レイラとシンの気持ちを代弁しているモノローグでもあります。
しかし、「子連れのバツイチでもいいかな」とも言ってます。
どっちなの?とツッコミを入れたくなりますが、
9巻でナナが「あの頃 恋に溺れてばかりいた あんたも もしかしたら あたしと同じ
満ち足りない想いに踠いていたのかな」
ハチは未来でも恋に溺れているんです。
裏を返せば、だから愛に昇華できない。
6巻「ろくでもないのは分かってるのに 断ち切れないのはなんで?」
13巻「こんな男とは とても一緒に 暮らして行けないと思った」
と、思っているのに10巻で「あたしほんとは・・・・・・タクミの事好きなの・・・」
自分から好きになる人は自己中でろくでもない男ばっかり、と言いつつも
断ち切れないのはタクミに溺れているから。
8巻でレンは「恋を知った少年なんて欲望との戦いだぞ」
6巻、ノブは「でも惚れちまったら 相手の全部を欲しくなるのが 人のサガってもんだよ」
恋と欲望はセットなんです。
5巻で人の欲望はキリがない、と言っているように
12巻では「入籍出来なくても タクミのそばにいて タクミの役に立ちたいんだもん」
ですが、14巻ではタクミに100人女がいたとしても「あたしがその中の一番であればいい
一位の座をキープしてみせる 何がなんでも」と、加速して行き
18巻のタクミが「そんなの見てりゃ分かるよ おれが気づかないとでも思った?」
で、レイラにタクミを取られまいと
19巻では「断固戦う!!」決意をし、「あたしはネクタイ姿の男の人が好きなの」
タクミに毎日、ネクタイを締めてます。
これは、ナナがかけたレンの南京錠と同じ所有欲の表れです。
6巻でタクミも「ずっと おれのものでいてよ」
所有欲を示すと同時に、恋に溺れています。
レンはタクミの事で「女がらみで めんどくさい事になるの 嫌いなはずなのに」
「相当ハチ子の事 気に入ってんじゃねえか?」
ハチと結婚を決めたのは悔やし紛れの勢い、おもちゃを取られた、隠し子はマズイ、
のもあるけれど恋してたからです。
13巻の「愛してるって言ったの」、
19巻「本気で好きなのは 奈々だけだよ」は、ハチに溺れているからです。
8巻でナナはタクミを「支配欲の強い男」と言ってますが、ハチに対しても
13巻で「部屋に入るとタクミは いきなりキレて 強引にあたしを抱いた」
9巻でも同じことをやってますが、愛があるなら相手を突き落とすようなことはしない。
ハチは支配欲を満たす対象でもあるんです。
15巻で美雨は、恋愛感情は信用出来ない、
「一時の衝動で舞い上がって 色んな事見失うじゃない?」
二人とも恋と欲に溺れて大切なものを見失ってしまった。
ただ、タクミは21巻で「お腹すいたでしょ?夕飯出来てるから」
のハチの言葉に「うるせえよ 家で飯作ってるだけの お前に何が分かるんだよ」
と、もうエサに釣られることもないようなので、恋に溺れた状態から脱出しています。
タクミは未来でネクタイ姿で登場してますが、それをハチが解けるのか、
今度こそ恋を振り切ってナナたちの所へ帰れるかが鍵でしょう。
それこそがハチの愛であり、幸せです。
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