ナナ「あんたが守り抜いた新しい生命は 今も あんたを満たしてる?」
9巻でハチが707号室を出て行った時のナナのモノローグ。
「あんたが守り抜いた新しい生命」というのは、ハチの息子・蓮のことでしょう。
このモノローグは「あの頃 恋に溺れてばかりいた あんたも もしかしたら あたしと同じ
満ち足りない想いに踠いていたのかな」
に続いてますが、ハチは5巻で
「空っぽのあたしは 性懲りもなく 恋をする事でしか 自分を満たせずにいた」
ハチは満ち足りない想いを、子供と恋で空っぽな自分を満たそうとした。
なんの取り柄も才能もない普通の女の子・ハチは手っ取り早く空虚な心を埋める方法を取った。
7巻で「あたしは いったい いつまでこんな毎日を くり返すんだろう」
将来への不安が募り、焦りもあったのかも知れません。
8巻「子供が出来たら 産んで育てたいと思うのは 当然だもん」と言うハチに
ナナは「え?なんで当然なの?」
と問われ、「分かんないけど・・・・・・母性本能とか・・・?」
曖昧な答えしか返せないのは、ハチが子供を産む動機が不純だからです。
「お腹の子の命を守ってあげられるのは あたしだけだって思ったし・・・」
「生涯かけて愛し合える相手なんて見つかるの?」
パートナーが見つかるとは限らない。
でも今、自分のお腹にいる我が子になら母親として唯一の存在になれる、
自分を必要としてくれると考えた。
7巻でハチは、自分よりもナナが美里やレン、レコード会社との話を大事にするのは
当然のことで「でも それならあたしは もう いらないじゃない」
「ナナに必要とされたかっただけなの」
18巻でヤスは「責任を感じるって言うのは 自分の存在を 自覚する事でもあるんだよ」
ハチは5巻の出版社での勤務態度のように、自分の責任を感じない。
それは自分の存在を自覚できないこと。
自身の存在価値を作り出すため、ハチは子供を利用した。
8巻でナナが言っていた「自分の存在意義を自分で見出す」ために。
13巻の「独りぽっちになるのが怖いだけ」という想いが根底にあるからでしょう。
未来ではハチを満たすどころか、蓮はイギリスから帰ってきません。
淳子が言うように「フラフラ バカな事したツケが回って来た」ってことかも知れません。
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↓ ハチがライブの時に借りたナナのネックレスはこんな感じ?

9巻でハチが707号室を出て行った時のナナのモノローグ。
「あんたが守り抜いた新しい生命」というのは、ハチの息子・蓮のことでしょう。
このモノローグは「あの頃 恋に溺れてばかりいた あんたも もしかしたら あたしと同じ
満ち足りない想いに踠いていたのかな」
に続いてますが、ハチは5巻で
「空っぽのあたしは 性懲りもなく 恋をする事でしか 自分を満たせずにいた」
ハチは満ち足りない想いを、子供と恋で空っぽな自分を満たそうとした。
なんの取り柄も才能もない普通の女の子・ハチは手っ取り早く空虚な心を埋める方法を取った。
7巻で「あたしは いったい いつまでこんな毎日を くり返すんだろう」
将来への不安が募り、焦りもあったのかも知れません。
8巻「子供が出来たら 産んで育てたいと思うのは 当然だもん」と言うハチに
ナナは「え?なんで当然なの?」
と問われ、「分かんないけど・・・・・・母性本能とか・・・?」
曖昧な答えしか返せないのは、ハチが子供を産む動機が不純だからです。
「お腹の子の命を守ってあげられるのは あたしだけだって思ったし・・・」
「生涯かけて愛し合える相手なんて見つかるの?」
パートナーが見つかるとは限らない。
でも今、自分のお腹にいる我が子になら母親として唯一の存在になれる、
自分を必要としてくれると考えた。
7巻でハチは、自分よりもナナが美里やレン、レコード会社との話を大事にするのは
当然のことで「でも それならあたしは もう いらないじゃない」
「ナナに必要とされたかっただけなの」
18巻でヤスは「責任を感じるって言うのは 自分の存在を 自覚する事でもあるんだよ」
ハチは5巻の出版社での勤務態度のように、自分の責任を感じない。
それは自分の存在を自覚できないこと。
自身の存在価値を作り出すため、ハチは子供を利用した。
8巻でナナが言っていた「自分の存在意義を自分で見出す」ために。
13巻の「独りぽっちになるのが怖いだけ」という想いが根底にあるからでしょう。
未来ではハチを満たすどころか、蓮はイギリスから帰ってきません。
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