NANA 21巻 ハチ「でもそんな事頼まれてもレンは困っちゃうよね」

    ここでは、NANA 21巻 ハチ「でもそんな事頼まれてもレンは困っちゃうよね」 に関する情報を紹介しています。
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    ハチ「でもそんな事頼まれてもレンは困っちゃうよね」

    数年後の未来で、レンの墓参りで皐の願いに対するハチのモノローグ。
    「皐の願いなら分かってる 『家族4人で仲良く暮らせますように』

    でもそんな事 頼まれてもレンは困っちゃうよね
    あたしがなんとか してあげなきゃ いけないのに」

    このモノローグ、なぜかノブにかぶせてありますが
    ハチがノブを見て、考え事をしているのです。

    ハチはレンに語りかけている時にノブを見ている。
    これは、亡くなったレンにだけではなくレンと同じ名の

    ハチの息子、蓮にも同時に語りかけているのです。
    蓮が困っていること。

    それはノブのことで、ノブ=蓮の父親。
    こう考えるとノブを見ていることや、ハチが責任を感じている理由がわかります。

    蓮はノブが実の父親であることを知ってしまった。
    12巻の花火大会に蓮が行かなかったのは、その頃には事実を知っていた、ということでしょう。

    そして冬休みが終わってもイギリスから帰らなかった。
    19巻でタクミからの電話でハチが「蓮はどうしてるの?」と聞いて

    電話が切れた後のハチの表情、21巻で皐が「だからお兄ちゃんは
    パパの所にいるんだよ?パパが寂しくないように」

    その時のハチの複雑な表情は、皐が言っているような事情ではなく
    ハチと蓮が、確執を抱えていることを物語っています。

    8巻でナナは、ハチにシンの母親のことを
    「どっちの子が生まれるか大バクチだろ」

    「あんな理性を失ってる 最中の人間のやる事なんか 適当になりがちじゃん?」
    相手が避妊してくれても安心できないと言ってます。

    14巻でタクミは「事実は事実としてありのまま受け入れろよ」
    ノブの子でも、つっこみ合って笑うしかない。

    21巻でハチが「生まれてくる子はあたしとタクミの子なの 2人でそう決めたの」
    まるで、子供の父親はノブであるかのような言葉。

    10巻でハチがシンに「ノブは元気・・・・・・?」と聞いて
    「ギターばっかり弾いてるよ」

    18巻でもノブがハチに「ギター弾いてる?」と蓮のことを聞いて
    「ギターばっかり弾いてるよ」

    シンは「うるさくて僕まで眠れない」
    ハチは21巻で「ギターの音は皐には子守歌だから」

    ノブと蓮は寝る間を惜しんでギターを弾くほど
    ギター好きな所がそっくり。

    ノブが蓮の父親であることは、随所でほのめかされています。
    それから、ハチはシンのママ代わり。

    8巻でナナは「かーちゃんが現地の男と 浮気して出来た子供がシンで
    家庭崩壊したと思うのはあたしだけ?」

    10巻でハチは「もしかしてシンちゃんの家の事情と
    あたしの立場ってちょっとかぶってる?」

    シンの母親は、夫か浮気相手の子かもわからないままシンを産んで
    夫の子ではなかったから、出産後すぐに自殺した。

    ハチとシンの母親はとても良く似ている。
    ハチがシンのママ代わりということは、ハチはシンの母親と同じことになる。

    夫の子ではない蓮を産み、蓮はそれを知ったことで
    シンのように「産まなきゃよかったんだ」と言うでしょう。

    8巻でシンがこのセリフを言った次のページで、
    検査薬でハチは妊娠を知る。

    これはお腹にいる子供=蓮が、未来でシンと同じ思いをするということです。
    10巻でハチが「あたしは自分の子供に・・・そんな事 絶対思わせたくないの」

    タクミの子じゃなくても「努力次第で幸せな家庭は築けるんじゃないかって・・・
    希望を持ちたいってゆーか・・・・・・」

    ハチの考えは甘かった。
    未来のナナが「ねえハチ あんた今 笑ってる?」

    妊娠を知ったハチが、落胆している場面にかぶせてあるのは
    現在のハチに突きつけられた事実に対してと、

    蓮に、シンと同じことを思わせてしまったことに対してでしょう。
    未来のハチが、笑って暮らせる幸せな状況ではないことを表しています。

    一方、蓮はタクミに信頼を寄せていて
    血縁がなくても父親として、大切に思っているようです。

    レイラはタクミの大切な人だと知っているから、
    蓮も大切にしようと思っているのでしょう。

    そうでなければ、両親の別居の原因になったレイラに
    ギターを弾いたり手を繋いだりと、仲良くはできません。

    11巻でナナは「もし あんたが今もあの男のそばで 幸せに暮らしているのなら
    少しは あたしも救われる」

    ハチも蓮のように、タクミを大切にできたなら
    ナナの願い通りに笑って幸せに暮らしていたはずです。

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    コメント
    この記事へのコメント
    はじめまして。
    蓮の父親がノブという見解が新鮮で、でも妙に納得出来る所もあって、思わずコメントをしたくなりました。私が言いたいのは一つだけで、蓮がノブの子なら、イギリスで蓮がレイラに寄り添い守っているのが納得出来ます。だって、女の子を助けるヒーローであることが染み付いている優しい人が父親ですからね。
    2016/02/11(木) 20:37 | URL | SAI #-[ 編集]
    SAIさま

    コメントありがとうございます!
    ノブは女の子を助ける優しいヒーローで、それを蓮が受け継いでいるなんて気づきませんでした^^;
    未来でノブがハチを見守っているように、蓮はレイラを守っているんですね。

    Cookieの付録のNANAカレンダーには未来の様子が描かれていましたが、
    蓮はトラネスメンバーとお出かけ、ハチはノブと隣同士で花火見物。
    それぞれの場所でそれぞれが大切な人を支えているんですね。
    2016/02/14(日) 19:26 | URL | 管理人 #83eEF8gQ[ 編集]
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