NANA(矢沢あい・作)で気になったセリフ、キャラたちの行動を独自に解釈しています
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    ヤス 高木泰士

    1977年4月生まれ
    身長 185cm
    体重 72kg
    血液型 A型
    職業 BLACK STONESのドラマー兼リーダー
    家族 義父 義母
    口グセ ったくどいつもこいつも
    その他の呼び名 ヤッさん ハゲ 裏番長
    好きなもの
    バーボン 純米酒 麻雀
    Black Stoneのタバコ

    生まれてすぐ両親を車の事故で亡くし、レンと同じ施設で育った。
    小学校三年生の春に高木家に引き取られる。

    ヤスがレンを弟のように可愛がっていることを知る義母は
    レンに養子になるように何度も勧めているところを見ると、

    ヤスは高木夫婦に実子と変わりなく愛されていると思われる。
    中学時代は学校一の秀才で、生徒会長を務めていた。

    中二の時レンとパンクバンドを組むために、誕生日プレゼントとしてドラムを入手し、バンドを始める。
    最高レベルの高校に通う一方で、パンクバンド「ブルート」のリーダーでもあった。

    高校一年の秋、スキンヘッドにイメチェン。
    高二の冬、レイラと交際開始。

    だが、ヤスのタクミへの嫉妬でレイラを肝心なところで支えられずに二年後に破局。
    大学二年の時、ナナとノブの加入によりバンド名を「ブルート」から「Black Stones」に改名。

    大学四年で司法試験に合格。
    しかし、司法修習は受けていないため弁護士の資格は持っていない。

    ヤスは夢を叶えるよりも、レンの恋人であるナナを守るために
    バンドを続けていたようである。

    「おれが大事なのはレン自身なんだ だからレンの大事なものは奪えない」(17巻)
    ヤスはレンの代わりに捨て身でナナを守ることを選んだ。

    そして、レンと婚約したナナを自分から引き離す目的で美雨を彼女にする。
    ヤスにはブルート時代から付き合いのある、詩音というファンクラブの仕切り役を務めるなど

    影で支える女性が存在するが、交際を断られたことがあり
    ヤスの女であっても彼女ではない。

    詩音の腕にはナナと同様に「YASU」とタトゥーが刻まれており、独占欲の強さを匂わせている。
    ヤスに無理を強いる存在にならないように、彼女になるのを辞退した。

    また、詩音はレンの訃報を聞いて寝込んだヤスの義母を看病に訪れていて(未掲載分)
    家族ぐるみの付き合いらしい。

    ハチが美雨を「さすがヤスの彼女って感じ」(17巻)と言う下のコマで、
    美里を探す詩音が登場していることから、事実上のヤスの彼女は詩音と考えられる。

    ノブは車で上京、シンも未来では車を運転していて、運転免許を所持しているが
    ヤスはいつもタクシー移動などで自ら運転はしない。

    両親の事故死がヤスの心を深く傷つけていることがうかがえる。
    レンの葬儀では気丈に振る舞っているが、夢よりも大事な弟のようなレンを

    実の両親と同じく車の事故で亡くしたヤスの胸中は計り知れない。

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    未来のヤス

    「しかしいつ会っても変わらないねヤッさん まるで生きる化石だな」(12巻)
    と、ノブにからかわれているように風貌は変化なし。

    レンの墓参りでは、美雨と共に登場しているが、21巻の葬儀で
    ヤスがナナを抱きかかえているのを見た美雨がやきもちを焼いて

    背を向けたことから二人はすでに別れて友人関係に戻ったと思われる。
    相手の大切な存在を認められないと、必然的に破綻するからである。

    いつも皐を膝の上に乗せて可愛がっており、皐もヤスにとても懐いている。
    ヤスはナナとレンの面影を皐に見ているのかもしれない。

    *ストーリーの進行により追加・修正します。

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    レン 本城蓮

    1978年~2002年3月4日没
    身長 182cm
    体重 64kg
    血液型 A型
    職業 TRAPNESTのギタリスト
    口グセ おれにもヤらせろ
    好きなもの
    セブンスター ライダースジャケット
    少年ジャンプ みなしごハッチ
    ナナのしょっぱいみそ汁

    生まれてすぐ港の倉庫街に捨てられていた。
    中学時代は軽音部に所属していたが、幽霊部員だった。

    中学卒業後、建設現場や自動車整備工場で働く傍らバンド活動を行う。
    ヤスとは同じ施設で育ち、兄弟のような関係。

    ヤスが引き取られた家に出入りし、上京後もヤスのアパートを訪ねていたり
    ドラッグの使用を叱られたレンの言動や態度は兄に甘える弟のようである。

    トラネスに引き抜かれ、プロデビューを果たすが自分の音楽を思い通りにできない、
    ナナやブラストの仲間と別れた寂しさでドラッグに溺れてゆく。

    かつてレイラに惹かれていたこともあったが、トラネス加入後は
    互いに励まし合い、支え合う親友となる。

    ナナとは執着、束縛し合う「エキセントリック」なカップル(シン談)であったが
    レンは関係改善に向けて努力するも、恋に溺れたナナは受け入れなかった。

    シンの代役をめぐってケンカになり、仲直りすることもなく
    レンはレイラを迎えに行く途中で倉庫街の自宅に激突、事故死する。

    「レンはあたしに歌う喜びをくれた ギターを教えてくれた 生きる希望を与えてくれた
    だけど あたしはレンの為に 何をしてあげられただろう」(1巻)

    もうこの世にいないレンにナナができることは、
    レンが切望していた子供を産み、家族を作ること。

    「家族のいない あたしたちにとって 安らげる家を作る事は
    夢を叶える事より 必要なはずなんだ」(1巻)

    しかしナナはレンの子である皐を、置き去りにされた恨みで愛することができずに
    置き去りにしてしまう。

    レンが自分以外のものを大切にすることを認められないナナには
    レンの大事なものを大切に思えなかった。

    ナナが皐を愛することで、レンの望みは叶えられ幸せな人生を送ったことになり
    レンとナナの愛は結実する。

    *ストーリーの進行により追加・修正します。

    NANA NANA & レン ウォールスクロールポスター


    タクミ「奈々がおれについて来れねえのは当然だ」

    未来のタクミが奈々がイギリスに来ないのはナナの為だけではなく、
    仕事のために犠牲にしたせいで信頼を失ったからだとナオキに言ったセリフ。

    タクミは未来でしおらしい態度で反省しているようです。
    が、これは今に始まったことではないのです。

    6巻の打ち上げでタクミは、ハチがシッポ振って喜んだとの暴言を
    レンに「自分は絶対悪くないと思ってる所?」と指摘を受けて、

    その直後707号室に向かうのですが、これはタクミが自分が悪かったと反省して
    ハチに会いに行ったと思われます。

    ハチにベッドの中で優しい上に、出された食事をほとんど残さず食べて
    お昼過ぎまで一緒にいたのは罪滅ぼしのようにも見えます。

    ホテルのスイートルームに誘った時には泊まらずに帰ったので
    タクミなりに気を遣ったのでしょう。

    7巻、ハチがタクミに別れ話をするためにかけた電話で、
    「ガキでも出来た?」「ビビらせんなよ わずらわしい」と言ったせいで

    ハチが怒ってしまいますが、その後、それまで自分から連絡などしなかった
    タクミがハチに電話をかけているのです。

    これもやはり、ハチに悪いことを言ってしまったと反省したからと
    考えられます。

    8巻でタクミがハチの妊娠を知った時、ハチが抵抗出来ないように部屋に閉じ込め、
    携帯電話を渡そうとドアを開けた際のハチのうなだれた様子を見た

    タクミの表情は、ハチの意思を無視したことに罪悪感を感じている顔。
    その後、ベッドに運び優しい言葉をかけ、ハチの決意に耳を傾けています。

    9巻、タクミがキレてハチを強引に抱いた後の13巻の回想では
    タクミはハチに謝罪、グラスが割れてショックを受けたハチを懸命になだめています。

    13巻で再びキレたタクミは強引にハチを抱き、ハチは家を出ると告げたにも関わらず、
    タクミは白金に帰っているのです。

    これはハチの言うとおり「タクミも反省してる事は言わなくても
    ちゃんと分かってるから大丈夫だよ」ということです。

    15巻でレンとレイラのスキャンダル写真と入籍を引き換えに取引し、
    婚姻届を提出しに行く途中で、仕事の犠牲にしたことを知らないハチに

    「ごめんね」と謝り、幸せな家庭を築いていくことを約束します。
    まるで後ろめたさを打ち消したいかのように。

    18巻でイギリスから帰国したタクミは不機嫌なハチを見て
    「何怒ってるの?」、翌朝「まだ怒ってんの?」、

    19巻ではケーキに描かれた怒った顔を見て「まだ怒ってたのか いったい何を・・・」
    夜中に無理にケーキを完食し「いったい何をそんなに怒ってるの?」

    自分のケーキだけしか食べていないと知ったハチは「もう怒ってないよ?」と上機嫌に。
    タクミは徐々にハチの顔色を窺うようになります。

    これらのことから、タクミは常にハチに対して罪悪感を抱いていると思われるのです。
    一方で、ハチへの信頼が芽生えているようです。

    19巻で「もー疲れた・・・もーずっとここにいたい・・・」
    タクミにとって白金の家は疲れたら帰りたいと思える場所になった。

    21巻で社長からレンの事故死の電話を受けたタクミはレンと母の死を重ねて、
    葬儀でレイラがタクミの腕を支えてくれたように、ハチの手をつかんで支えを求めた。

    20巻で「でもおれ奈々に捨てられたら どこにいても戦場なんだけど・・・」
    レンはハチに「疲れ果てた時 ハチ子のオッパイが恋しくなるって事だよ

    そんなマザコンはほっとけ」、
    ハチを信頼して必要としているのです。

    しかしハチはタクミとイギリスに行かずに日本でナナを待っている。
    10巻で「何があろうとタクミと子供と3人で 幸せを築いて行くって決めたんだから!」

    12巻、「あたしは何があろうと タクミのそばにいるって決めたの」
    淳子に言い放ったハチの決意と情熱はもうどこにもない。

    ナナを待ちたい強い意思が日本に残る決意をさせたのでしょう。
    もう一つの要因は、タクミと一緒にいるレイラの存在が認められないこと。

    19巻、ハチのモノローグ「子連れのバツイチでもいいかな」に被せられたシーンは
    炎で焼かれるレイラの「I love you」のメッセージ。

    タクミを愛するレイラの想いを焼く(妬く)のはハチの嫉妬の炎。
    タクミを奪ったレイラをハチは未だに許していない。

    15巻ラスト、未来のタクミはネクタイ姿で帰宅しています。
    19巻で「あたしはネクタイ姿の男の人が好きなの」とハチが言ったため。

    仕事の犠牲にしたこと、幸せな家庭を築く約束を守れなかった罪悪感で
    ハチの機嫌を取っているのです。

    レンがナナを裏切った罪悪感でナナの機嫌を取っていたように。
    20巻で未来のナオキの話がレイラに及んだ時のタクミの辛そうな表情は、

    未来でもタクミはレイラを大切に思っていて、
    レイラの苦しみを自分の痛みとして感じているから。

    17巻でハチが「たとえ何もしてあげられなくても ナナの寂しさを分かち合いたい」
    と同様に、タクミとレイラは苦しみも痛みも分かち合っているのでしょう。

    タクミはハチとレイラの板ばさみとなり、さらに恋に溺れたハチの想い=ネクタイが
    レンの南京錠のようにタクミを縛ってがんじがらめにしている。

    16巻「NOBU」で「だったら一緒にバンドなんか組まないで!
    その子とあたしとどっちが大事なの?」と言った千帆がハチに、

    「それは『ギターとあたしとどっちが大事なの?』って問われるのと同じ位
    答えようがなかった」ノブがタクミと重なります。

    9巻でタクミは「何の心配もせずにおれの機嫌だけ取ってりゃいーから」
    立場逆転でハチの機嫌を取っているとは皮肉な話。

    3巻で「でも あんたは奈々があーゆー疲れる女だって事知ってて 手ェつけたんだから
    今さら 投げずにとことんつき合えよ!」淳子の章司への忠言が彷彿とされます。

    長い年月の間、タクミはハチの機嫌を取り続けている。
    18巻で「もうあいつの機嫌取るのは疲れた・・・・・・」と言ったレン。

    タクミも、もう疲れているのかもしれません。

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    レン「もうあいつの機嫌取るのは疲れた・・・・・・」

    ナナにシンの代わりにステージに立ってくれと頼まれて断った後のセリフ。
    その前に「つーかムカついてるだろうねー 勝手にブラスト抜けたおれに

    あんな偉そうな事言われたかねえだろ それでなくても恨まれてんのに」
    レンはナナに恨まれている、つまり罪悪感を感じている。

    5巻でシンが「やっぱりうしろめたいんだ ブラスト抜けた事」
    ヤスは「なんか自分の事すげぇ裏切り者みたいに思ってんじゃねぇの?」

    15巻でナナが「あたし以外の女に曲なんか書かないで!」と叫んだ時、
    レンは「ごめん・・・・・・悪かった・・・ほんとに悪かったよ」

    と謝っているのはスキャンダルの件ではなく、ナナを捨ててトラネスに加入したこと。
    19巻で美雨が「レンは確実にプロになれる道を選んだ」と言ってますが

    逆に言えばブラストに居てはプロになれない、ナナが歌姫ではデビューできないと
    宣告したようなもの。もう一つは、

    「ナナの孤独を救えるのはおまえだけだ」とヤスの言葉を思い出しているのは
    11巻で「あいつはたぶん母親に置き去りにされた事が相当トラウマになってる」

    と言われたことが、自分がナナを置き去りにしたことで孤独に追いやったと
    責任を感じてしまった。

    ナナとの熱愛報道でマスコミから逃げる為にイギリスへ渡り、
    11巻で「悪かったよ一か月も放置して」と謝罪していますが

    16巻で再び渡英、17巻で毎日のようにナナに電話をかけているのは
    寂しい思いをさせたくないから。

    ハチとお揃いの婚約指輪を買ったり、ハチの子供の名付け親を買って出たのも
    ナナがハチを大事に想っているからです。

    9巻でノブは「おれはむしろおまえはもっとレンに甘えていいと思う」と言っていますが
    8巻でハチの妊娠を知った時、ナナがどうしようもなく寂しい時に頼ったのはヤス。

    11巻でハチはナナに「頼ってもらえないのが寂しいだけ」と言ったように
    レンはナナが自分に甘えたり頼ったりしてくれないことに寂しさを覚えています。

    8巻と19巻でハチ、レンがナナを気遣う言葉をかけても「別に何も」と心を閉ざしてしまい
    「やっぱりあたしじゃ相談相手にはなれないのかな」とハチが寂しさを感じたように。

    17巻でレンは、サーチに母親の暴露記事を書かれたナナを心配して電話をかけていますが
    大丈夫、と言って弱音を吐かないナナに

    「やっぱ遠くの恋人より近くの他人っつーの?」
    と、自分を頼ってくれない寂しさを吐露しています。

    ナナのプライドの高さゆえもありますが、
    8巻でレイラは「人と人はどんな関係であれ 信頼で結ばれるものだと思うから」

    レンがブラストを抜けて上京したことを、ナナは裏切られたと思っていて
    一度はレンへの信頼を失くしているからでしょう。

    信頼を取り戻すことが難しいからこそ、ナナに対する罪悪感が募っていく。
    19巻でハチも「ナナがトラネスをライバル視するのは もしかしてあたしが裏切ったせいもあるのかな」

    しかし、ハチが言ってるように「だけどあたしがナナの為に何か
    したいと思うのは 別に許されたいからじゃない きっとレンも同じだ」

    17巻で「おれはナナがおれの思い通りにならなくても たとえ他の男と結ばれても
    ずっと変わらずに大事に思えるくらい 優しい人間になりてぇよ・・・」

    レンは罪悪感だけではなく、今度こそナナを大事にしたい。
    それなのに、ナナがレンに頼ったのはシンの代役。

    ブラストを抜けたレンの立場を考えれば頼めない話。
    レンは薬物使用で逮捕されたシンを自分と重ねてしまい、

    シンへの冷たい態度は、自分に対する仕打ちのように感じてしまった。
    レンはナナに想いが伝わらない悲しみで「もうあいつの機嫌取るのは疲れた」と言ったのでしょう。

    20巻で詩音が「あたしはそんな無理を強いる存在にわざわざなりたくないよ
    きっと困らせるばっかりになってぶち壊しちゃうから」

    13巻でヤスに甘えるナナを目撃したレンは、寂しさから社長に渡された
    強力なドラッグへと手を染めてゆき、ナナへの罪悪感がレンを追い詰めてトラネス脱退を決意させる。

    ナナはレンに無理を強いる存在となり、トラネスとの板ばさみになったレンは
    非業の死を遂げる。

    21巻でタクミが語ったレンの死に様は「両腕が無事なのが奇跡みたいだな・・・」
    「南京錠しか残んねえかも 首と一体化してすごい事になってたけど」

    レンはトラネスのギタリストでありたいが故に両腕をかばうが
    ナナの愛情に縛られた自分との間でがんじがらめになってしまった。

    自宅に車が突っ込む前にナナは「あの首に巻きつけた鎖を外したら この苦しみも解けるのかな」
    南京錠はナナの歪んだ愛の象徴であり、ナナ自身も自覚をしている。

    しかし、抑えのきかないナナの望みがレンの命も未来も全てを奪い尽くしてしまった。

    ただ、レンを追い詰めたものはナナだけでなく、11巻でヤスが
    「理屈で物を考えずに自分の思う様にやれよ」、

    8巻で木下が「曲だってタクミさんの注文通り書いて来るし
    おれはやっぱ本城さんは パンクやってこそ本領発揮って気がするんですけど」

    レンは自由に自分の音楽をやりたいのに、商業的に売り出すために
    タクミの言いなりになっていること、ブラストへの裏切りやナナがいない寂しさで薬物に溺れている。

    タクミはそれに気づかず11巻でレイラが「バンドじゃなくてレン自身の事を考えてあげてよ!」
    と訴えても取り合わなかった。

    21巻でレンに休暇を与えるも、時すでに遅し。
    リーダーとしてメンバーを思いやれないことが、トラネス崩壊を招いてしまう。

    20巻の詩音の言葉で「人を追い詰める事は すなわち自分を追い詰めることだから
    タクミはいつかきっと戦死する」

    人への思いやりに欠けるタクミはレイラを追い詰めたようにレンも追い詰めた結果、
    二人に脱退を決意させることになり、自分自身が追い詰められた。

    レンの幸せは仲間を捨ててまで夢を叶えてプロのギタリストになることではなく、
    自分の音楽を思い通りにやれたブラストと愛するナナと共にあることだったのでしょう。

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    シン 岡崎真一

    1985年11月1日生まれ
    身長 169cm
    体重 52kg
    血液型 AB型
    職業 BLACK STONESのベーシスト
    出身地 スウェーデン
    家族 父(血縁なし) 異父兄

    母親がスウェーデンの現地の男性と浮気して出来た子らしい。
    父親と兄からは冷淡な扱いを受けている。

    シンの孤独を癒すのは、凌子や客の女性たちではなく
    音楽だけだったのかもしれない。

    ブラストに加入してからは、仲間たちと絆を深め
    ハチをママと呼ぶなど家族愛のようなものが芽生えていく。

    女性に身体を売ってきたシンにとって、男と女は欲望の対象物同士でしかなかったが
    レイラと出会い大切に思えるようになったのは、ノブが言ったように

    愛で繋がれると自分で確かめたことになり、人としての成長へと繋がった。

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    未来のシン
    連ドラで主役を張るほどの俳優で、四海に残留しているらしい。
    皐の初恋の相手。

    レンの服を着て登場しているのは、レイラと再会した時
    レンを死なせた罪悪感から救う役目を担っているのかもしれない。

    蓮がシンと同じように大人びているのは、父親と血縁がないことで
    自立心の強い子供になったと思われる。

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